千谷公園 (千谷苑) (せんたに公園、センタニ公園、せんたにこうえん) (小林市)





<標高、位置>
標高 約180 m
 北緯31度58分10秒  東経130度58分24秒


 所在地は宮崎県小林市で、小林市と高原町を結ぶ 西麓小林線 のバス停 「千谷公園入口」 が目印です。 近くに細野団地があります。 小林市と高原町の境界に近いところにあります。 霧島山系からの伏流水がこの地で地表に出て湧水池(泉)を作っています。 そこからの清流でニジマスの養殖が行われています。 鯉(こい)も見かけました。 わき水のある池(泉)のほとりにある養魚場の石碑(せきひ)には、元 小林市長を務めた 志戸本(しどもと)氏 の名前も見えます。 この石碑は、昭和39年8月に建てられました。 それとは別に、千谷公園に入るところにある、宮崎日々新聞社が作った 宮日新観光地百景 の石碑には 「千谷苑」 と書かれています。 
 私は、昭和40年代だったでしょうか、千谷公園(千谷苑)に親戚と共にオートバイで行きました。 そのころの千谷公園は、鯉(こい)のアライ、鯉コクなどを食べさせる建物がありました。 夏は、東屋(あずまや)にテーブルがあって、電気で水を回転させる卓上 そうめん流し がありました。 流しソーメンを、 もこっ もこっ と砂を巻き上げて湧き出る伏流水の清らかさに感嘆しながら、食べたことを思い出します。 池に行く道の両側は、当時も養魚場になっていました。 鯉よりニジマスのほうが成長が早いという利点があるようです。 


写真A: 千谷公園は宮日新観光地百景に選ばれています。 その「千谷苑」の石碑です。



写真B: この道から千谷公園に来ます。 この道の先には、小林 − 高原 線の道があり、「千谷公園入口」というバス停があります。 これは良い目印になっています。



写真C: 千谷公園の入り口。 右下に宮日新観光地百景 の石碑が見えています。 見えている道を右に進みます。



写真D: 千谷公園入口のバス停の方から来ると、この十字路の右からの道に出ます。 ここを右折して、この写真の奥の方に進みます。 両側にニジマスの養魚場 (千谷養魚センター)があり、突き当たりに霧島山系からの伏流水がこんこんと湧き出る泉(池)があります。



写真E: この門を進みます。 左右に千谷公園の養魚場が見えてきました。 養魚場はコンクリートで出来ています。



写真F: 養魚場には緑色の網がかけてあるところもあります。 プラスチック製の桶(おけ)も見えています。



写真G: 千谷公園の養魚場には、太陽の光と多くにニジマスが見えます。 緑色の十字は網が写っているものです。



写真H: 千谷公園の養魚場とまわりの景色です。 軽トラックのそばに養魚場の人がいらっしゃいます。



写真I: 泉からのわき水の量は多く、養魚場はこのような速い流れになっています。 台車とプラスチックのカゴも見えています。



写真J: 千谷公園の養魚場には、このような水草も生えています。



写真K: 養魚場の水は澄(す)んでいます。



写真L: 千谷公園の養魚場です。



写真M: 豊富な泉の水を利用して、千谷公園の養魚場はニジマスを育てています。



写真N: 千谷公園の泉です。 もこっ もこっ と湧き出る水は、底の砂を巻き上げます。 湧き出る地点は深くなっているので、水が青く見えます。 この写真にいくつか見えている、小さめの青っぽいところがわき出し地点です。 右上部に小さく、作業をしている人が写っています。



写真O: 千谷公園の泉です。 水草も見えています。 水の湧きだし地点は水草が動いているので分かります。



写真P: 千谷公園の泉です。 奥の方に池に入って作業している人が小さく見えています。



写真Q: 泉のそばに、石碑(せきひ)などがあります。



写真R: 千谷公園の泉のほとりにある石碑です。



写真S: このあたりは、江戸時代 後期の天明時代から開かれていたそうです。 昭和39年8月に建てられたこの「千谷養魚場」の石碑です。



写真T: 千谷養魚場の建設の碑です。



写真U: もと小林市 市長の志戸本(しどもと)氏の名前も彫(ほ)られています。



写真V: 泉に太陽が反射してきれいでした。



写真W: 千谷公園の泉のまわりの立木が、水面に映(うつ)っています。



写真X: 千谷公園の泉の様子です。



写真Y: この写真の中央の少し上に見える青っぽい部分が、湧き出し地点です。 水の勢いで、砂を巻き上げ、この部分は深くなっています。 深くなっているので、水が青っぽく見えます。 まわりは水草です。 水は澄(す)んでいます。



写真Z: 霧島山系からの伏流水がこの地に湧きだしています。



写真AA: 泉は、人の心に安らぎを与えます。



写真AB: 左は泉です。 ここは泉の堤防です。 奥のトラックの左に千谷養魚場の石碑が見えています。



写真AC: 右は泉です。 ここは堤防です。 昭和40年代頃は、この奥に建物や東屋があって、鯉料理、流しそうめんを食べさせてくれました。



写真AD: 千谷公園の泉です。



写真AE: 千谷公園の泉(池)です。 湧き出る水はきれいで豊富です。



写真AF: 泉の底の水草です。



写真AG: 泉の堤防から見た千谷養魚場 (千谷養魚センター)です。 千谷公園は両側が山になっている、谷にあります。



写真AH: 泉のそばの堤防にて。 この奥に、昔は、流しそうめんの東屋や建物などがありました。



写真AI: 千谷養魚場の方が作業をしていました。



写真AJ: 両側は養魚場になっています。 奥が泉です。



写真AK: 多くのニジマスの中に、鯉(こい)も混じっています。 千谷養魚場 (千谷養魚センター)。



by 南陽彰悟 (NANYO Shogo)