戸崎鼻灯台 (とさきはな灯台、トサキハナ灯台、とさきはなとうだい) (宮崎市)





<標高、位置>
標高 約80 m
 北緯31度47分4秒  東経131度29分12秒

戸崎鼻灯台は、地上から頂部までは8.6 m です。 また、水面から灯火までは90.9 m です。 500ワットの電球を用い、8秒に1回閃光を出し、光達距離は約39 km です。 戸崎鼻灯台は昭和26年(1951年)8月13日に完成しました。 それまでは、戦後、日向灘は真っ暗で、沖合の船は目印に困っていたそうです。


写真A: 日向灘の戸崎鼻という岬(みさき)にある 農協(JA)の「サンクマール」。 宮崎市の白浜海水浴場の南隣にあります。 戸崎鼻灯台の丘に登るには、この建物のそばにある登山口から車で登ります。



写真B: 戸崎鼻灯台の丘へ登る登山口。 車も途中まで登れます。 そばに青島サンクマールのバス停があります。 見えている細めの道が登山道です。



写真C: 戸崎鼻灯台の丘へ登る登山道。 日向灘が見渡せます。



写真D: 戸崎鼻灯台が上部に見えてきました。 この広場が駐車場です。 ここに車を置いて灯台まで歩いて登ります。 そのための階段がこの写真の少し右にあります。 パラグライダーの看板とベンチも左下に見えています。



写真E: パラグライダーの発進場にもなっている駐車場から、南方向を見た風景。 野島にある三角形をした巾着島(きんちゃく島)、野島漁港の防波堤なども見えていて、良い眺望が楽しめます。 手前の竹竿(たけざお)に付けた吹き流しはパラグライダーのための標識です。



写真F: パラグライダーの発進場(駐車場にもなっています)から見た日向灘の「鬼の洗濯岩」。



写真G: 「鬼の洗濯岩」も見えています。



写真H: パラグライダーの発進場にある 「パラグライダーフライトの注意」の看板。



写真I: 駐車場から戸崎鼻灯台へ歩いて登る途中には、一部、階段があります。 この付近で日本猿を数匹を見たことがあります。



写真J: 戸崎鼻灯台です。 風向風速計、避雷針、光を通すガラス窓、手すりが見えています。 1956年頃、この灯台の北側の海岸、白浜海水浴場でキャンプをしたことがあります。 夜になると、回転する灯台の光がとてもきれいで印象的でした。



写真K: 戸崎鼻灯台です。 地上から頂部までは8.6 m です。 また、水面から灯火までは90.9 m です。 500ワットの電球を用い、8秒に1回閃光を出し、光達距離は約39 km です。 戸崎鼻灯台は昭和26年(1951年)8月13日に完成しました。 それまでは、戦後、日向灘は真っ暗だったそうです。



写真L: 戸崎鼻灯台。 下部のステンレスの部分は換気口でしょう。 左に二本電線あるいは電話線が見えています。 日没後一定の暗さになると、自動的に点灯します。 500ワットの電球の光をレンズで集光し、遠くの海上まで届くようになっています。



写真M: 戸崎鼻灯台の説明板。 実効光度は18万カンデラです。 管理は油津海上保安部です。



by 南陽彰悟 (NANYO Shogo)